フォトコンテスト
国民の祝日「海の日」は、海の恩恵に感謝するとともに海洋国日本の繁栄を願う日です。この日を中心に数々のイベントが実施されます。そこで日本港湾協会と港湾海岸防災協議会では、このイベントの一環として、港の役割の重要性、自然災害に対する防災、港湾・海岸に関する埋もれた歴史の発掘、港における独特な観光資源の案内など、国内外への紹介にも役立つ作品を募集しています。
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「港の風景」写真コンテスト2025受賞作品

- 最優秀賞 国土交通大臣賞
「燃ゆる空」奥谷 裕さん大規模な臨海工業地帯を支える堺泉北港。その一角に今も大切に保存されている旧堺燈台は、明治10年から昭和43年まで、約1世紀にわたり港の安全を見守り続けてきました。本作品は、その旧堺燈台がまるで現代に甦ったかのような、ドラマチックな一瞬を見事に捉えています。赤く燃える夕焼けを背に、後光をまとったかのように力強く、堂々と聳える旧堺燈台。その姿は、神々しく、圧倒的な存在感を放ち、いまも変わらず港を静かに見守っているようです。作者はこの瞬間に巡り合うために、何度も何度も現地に足を運び、シャッターチャンスを待ち続けたそうです。
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- 国土交通省港湾局長賞
「飛鳥Ⅲデビュー」大島 正美さん2025年7月20日。大勢の人々に見送られながら、新造クルーズ船「飛鳥Ⅲ」が横浜港大さん橋国際旅客ターミナルからデビュークルーズへと出航しました。本作品は、その記念すべき就航セレモニーの様子を、魚眼レンズを用いて船体と見物客を画面いっぱいに大胆に俯瞰撮影したものです。魚眼レンズならではの空間の広がりと立体感が強調され、現場の熱気がそのまま伝わってくる臨場感あふれる作品に仕上がっています。歓声やブラスバンドの音色、そして出航を告げる汽笛までもが、今にも聞こえてきそうです。

- (公社)日本港湾協会会長賞
「出張 ねぷた」宮田 敏幸さん青森県弘前市のPR事業として、2022年から毎年神戸ハーバーランドで開催されている「弘前ねぷた祭」。本作品は、神戸港のシンボルであるメリケンパークの建物群とねぷたの鮮やかなイルミネーション、そして大勢の見物客を巧みに一つの構図に収め、観光都市・神戸の魅力と賑わいを凝縮した一枚です。人々の優しさや温もりを感じさせるオレンジの色調も非常に効果的で、どこかほっとする雰囲気までも伝わってきます。折しも、阪神・淡路大震災から今年で30年。壊滅的な被害を受けた当時の神戸港の姿を思い返すと、深い感慨を覚えます。

- 港湾海岸防災協議会会長賞
「陸海空の防災訓練」山室 正輝さん日本有数の石油化学コンビナートを擁する四日市港。本作品は、消防出初式のハイライトである陸・海・空の一斉放水訓練の瞬間を見事に捉えています。シンボリックな煙突を中心としたコンビナート施設群を背景に据え、消防車・消防艇・消防ヘリをバランスよく配置。赤と白の鮮やかなコントラストが美しく、力強い印象を与えています。絶妙な撮影ポジションを選択し、高い防災意識をもつ作者だからこそ撮影できた一枚です。
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過去のコンテスト
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